おひとり様の生前準備
先日、80歳前の男性と話す機会がありました。
この男性は、一人っ子で奥様に先立たれ、子供はいません(つまり相続人はいない)。一戸建てに一人で住んでおり、今は自分のことはできるそうです。
しかし、この先のことを考えると不安でいっぱいで、友達はいるが、同年代で頼りになるか分からないそうです。
今後、徐々に訪れるかもしれない能力の減退に備えて準備が必要となってきます。
このケースの場合、私がお手伝いできることは、
・財産管理委任契約
・任意後見契約
・遺言書
・尊厳死宣言書
・死後事務委任契約
などの相談、書類作成です。
しかし心から信頼できる契約の相手方、受任者、後見人、受遺者が、存在するかという問題があります。福祉の分野でも対応しきれないと思います。
ご本人は、今のうちに信頼できる老人ホーム等を見つけたいと言われています。
それぞれの家族関係、またその変化に翻弄されて窮地に追い込まれる高齢者が増えていくことが予想されます。
相続対策は重要ですが、それ以前のいかに生きていくか、生活していくかを一刻も早く考えることが必要であると思います。
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ウチダ和彦行政書士事務所
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